白のIHは汚れが目立つ？重曹で簡単に綺麗を保つ方法

汚れてもサッと拭き取れて、清掃性に優れるIHクッキングヒーター。そうは言っても、毎日繰り返し使っていると、こんな輪っか焦げが出現してきていませんか？

黒だけでなく、人工大理石やセラミックトップに合わせて白いワークトップを採用しているキッチンも今では多数派。我が家も実際、日立製IHクッキングヒーター「火加減マイスター（2021年製）」で、白の機種を採用しました。

白だと焦げの茶色がとても目立って気になります。

＠なかなか取れなくて、面倒でついつい放置しちゃってる…

＠とはいえ、どうやったら取れるのかわからない…

そんな悩みに、すぐに試せる簡単なお手入れ方法をご紹介。

実はNGなお手入れ方法があります。実際、我が家ではそれでむしろ汚れてしまった部分があって、最初から知りたかった…と後悔しています。

新しいキッチンを長くきれいに使っていきたいなら必見の方法を紹介していきます。

IHの輪っか焦げを落とす方法

用意するものは重曹とラップ

使用するのは、重曹とラップだけです。あとはお水を少々。

重曹はスーパーの日用品売り場や100円ショップで簡単に入手できます。特にキッチンのお掃除では何かと重宝するものですので、我が家では常備しています。

ラップは適当な長さをクシャクシャと適当に丸めて使います。

IHのお手入れ　NG行動

このとき、ラップの代わりにアルミホイルは絶対に使ってはいけません。

• 細かい傷がつく可能性がある

• 落ちない黒ずみが残る

からです。

こちらをご覧ください。

見えますでしょうか？

写真では少し見づらいのですが、点状に黒ずんでいるのがお分かりになると思います。これがアルミホイルで擦った部分です。実際はもっと目立ちます。

IHのワークトップには、点々とエンボス状の加工が施されています。この点々の部分はすりガラスのようにザラザラとしているため、アルミホイルが削れて粉状になり、黒く汚れてしまうのです。

＠取扱説明書にも明記してあるのに、よく読まず、焦げを削り取れるかと思ってアルミホイルを使ってしまいました…。

ちなみに、この黒い線状の方も、純粋な傷の部分にアルミホイルの黒いのが入り込んでしまったものです。鍋を強く擦ってしまった傷に、しっかりすり込んでしまったのでもう何をしても取れません。

＠土鍋などは要注意です。

黒であればそもそも目立たないのかもしれませんが、細かい傷がついてどんどん汚れが取れにくくなっていきます。どんな機種であってもアルミホイルは使わないようにしましょう。

また、今では割と周知されてきていますが、IHマットを使用している場合はすぐに使用を中止しましょう。各メーカーが、使用しないように強く推奨しています。

• 火災の危険性がある
• はがれなくなる

どのメーカーのものでも、自動調理モードや温度センサーが搭載されていますが、それらがうまく働かずに過熱してしまったり、最悪の場合は発火して火災につながります。特に揚げ物調理では、高温になって危険です。

重曹でIHの輪っか焦げを落とす

実際の作業はとても簡単です。

①落としたい汚れの上に、多めに重曹を振りかける

②ほんのすこしのお水で、重曹を湿らせる。

③くしゃくしゃにしたラップで、円を描くようにクルクル擦る🌀

重曹の力で汚れを溶かしながら、細かい粒とラップで優しく擦り落としていきます。強い力で擦る必要はありません。

あまり多く水を使うと、重曹の粒による研磨効果が薄れてしまうので、ほんの数滴でOKです。

しばらく擦れば、このように茶色い汚れが取れてきます。

④台拭きで拭き取る

あとは台拭きなどで重曹と水分をしっかりと拭き取れば、お掃除完了です。

頑固に見えた輪っか焦げが、きれいに落ちました♪

まとめ

我が家のIHは、導入してから4年が経ちました。

クレンザーやキッチン専用洗剤など、いろいろな方法を試しましたが、この方法が一番汚れが取れて、なおかつ経済的だと感じています。気になったタイミングでその都度お手入れするのを続けているだけですが、ほとんど輪っか焦げは目立ちません。というかほぼありません。

＠気がむいたときに、クルクルっと。3分くらいでできちゃいます。

＠なんにせよ、アルミホイル使っちゃったのが本当に悔しいです…

NG方法を避けて、この重曹を使ったお手入れを試してみててくださいね。簡単にキッチンの美観を保てますよ。